虎は狩りが苦手

真面目にふざける

深刻

カメムシは凄い

びっくりしたり、危険を感じた時に臭くする。

それだけだ。

 

あいつらの必殺技”臭い”

それだけだ。

 

何の攻撃性もない”臭い”

その一点だけをひたすらに追求し、現在の地位に君臨する。

(農作物に被害を及ぼしたりもするらしいけど)

 

その執念は凄まじい

何が凄まじいって、自分の臭さで死んでしまう事もあるぐらいに

まさに命がけで”臭い”という一点を磨き上げた。

 

例えばムカデのように

毒を持ったり刺したりなど何でもアリな仁義なき害虫界で、

臭いという事象のみで己の存在感を示す。

 

そこにはある種の哲学、美学、があるような気がする。

 

 

それだけではない

 

日本刀のように研ぎ澄まされた”臭い”という武器がありながら

 

俺たちは臭さを売っているのではない。

臭いだけなら世の中には他にいくらでもある。

我々は、臭さによって起こる感動(びっくり、気持ち悪さ)を提供しているのだ。

 

とでも言わんばかりに

 

意表をついた場所に潜んでみたり、ありえない大群で押し寄せてみたり。

臭さにあぐらをかく事無く、自分たちの価値や存在意義を日夜追い求め

実行する行動力。

 

この姿勢は昨今のビジネスパーソンも見習う部分があるのではないだろうか?

 

 

 

 

「すいません」

誰かの声で現実にもどる。

 

「お、おお。何??」

「この資料確認してくれませんか?」

 

「ああ、オッケー!えーと・・・」

「大丈夫ですか?疲れてます?」

 

「いやいや、大丈夫。この資料いいやん!ありがとう」

 

すまんな部下ちゃんよ

あんたの上司は深刻で疲れた顔しながら

カメムシの妄想をしていたんだ。

 

さ、コーヒーでも飲むか。

納豆の話しだと思います

今週のお題「納豆」

 

トマトが苦手

幼き日から今まで何度もチャレンジしたが、未だ克服はできていない。

 

学生の頃、居酒屋でバイトをしていた。

繁華街に近く忙しかったがそこそこ楽しく働いていた。

 

飲食店で働くにあたって最大の楽しみは「まかない」だ

しかも金のない学生にとって一つのライフラインのような物だ。

 

その店は、基本的にキッチンスタッフが交代でまかないを担当する。

店長が「好きな材料使っていいで!」みたいなできた(適当な)人だったので

非常に楽しみなひと時だった。

 

ところがそのお楽しみタイムをぶち壊す無粋な輩がいる。

ある日、自分が担当になりサラダにトマトを入れた。

当然、自分はトマトが苦手なので自分のサラダからはトマトを抜いていた。

 

それを見た無粋な輩が「あれ?トマトは?」とぬかす。

まあこれだけなら「忘れてるよ」って親切心かもしれない

なのでこう答える「いや、トマト苦手でな」

 

しかしこういう奴は決まって次にこう言う

「えー!おいしいのに!それに栄養もあって体にいいのに!」

 

えーと

聞いてねぇよ、あんたの食レポなんか

聞いてねぇよ、トマトが体に及ぼす影響なんか

しかもその言い方、トーンは何なんだ?

 

あ、あれか?トマトを食べれないことによるリスクを伝えて

「あー、食べれないのは不幸だ!」とか他人が嘆く素振りを見て

私はトマト食べれますけどねマウントでも取りたいのか?

 

こういう奴ほんとに多い。

俺はトマトが苦手

おれはとまとがにがて

OREHATOMATOGANIGATE

I don't like tomatoes

 

ただ苦手なんだよ

そこに意味や損得なんか無い

 

もううんざりだ。毎回毎回同じことを言わせるな。

好きなものを食わせろ

そしてあんたも好きなものを好きなように食え

 

そんなある日、まかないに納豆登場。

で、その輩が言う

「納豆!これ食べれる人ってどうかしてる!臭いしネバネバして気持ち悪いし!」

 

やりやがった!完全に墓穴掘ったなこいつ!

「そう?美味しいし栄養もあるのにな」

きれいにカウンターを決めてやった。

 

な?どうよ?どんな気持ちだよ?

こう言われたからって「ああ、私は損している」とか

「そんなに良い食べ物なら無理してでも食べないと!」

とかってなるか?

 

その人が苦手っていうのなら苦手なんだよ。

余計なことを言う必要も勧める必要もない。

「そっか」で終わる話し。

 

それに食べ物だって、いきなり理不尽に命を奪われた挙句

嫌な顔しながら無理やり食べられても成仏できたもんじゃない。

せめて「おお!美味しい!」って食べてもらわないと

穏やかな気持ちであの世に行けないだろう。

 

トマトにも納豆にもリスペクトを

 

 

自分は納豆が大好きだし、このトマトマウント野郎にカウンターを

決めてくれた思い出の食べ物である。

 

キムチと混ぜる、カレーにトッピング、卵焼きで巻く、とかもいい。

納豆、山芋、オクラ、ちりめんをご飯の上にのせて

めんつゆと九州の甘めの醤油、それに山椒をかけてどんぶりにする。

 

まあ普通に食べても美味しいけど

ありがとう納豆

無駄に生きる

どこの誰かも分からない

名前も顔も分からない

そんな奴が吐き出した文章を読んだ人がいる。

 

こちらからしてもどこの誰が見たのか分からない。

ただ間違えてクリックしただけでろくに読んでいないのかも知れない。

 

それでも、何物でもない自分が発信した文章が世の中の誰かの

貴重な時間を、人生の一瞬を、ほんの少しでも奪った事は非常に面白い。

 

人生が有限なのは今のところ人類共通となっている。

そんな貴重な一瞬を、こんなしょうもない一文に費やした事を

終わる間際で後悔していただけるとありがたい。

 

世界では人生が他人によって急に奪われたり

他人が決めた争いで奪われたり

無駄が、自由が無い世界もあって

 

そんな中で人生を無駄に消費しながら死を待つのは幸せなことだ

皆様どうぞ無駄な人生を送ってください。

 

 

ゆがんだ正義

若者の車離れ、とか言われてますが

そりゃそうだろ金かかりすぎ。

 

ただでさえ先行きの見えない時代に車を所有するなんてお金の無駄。

情報があふれる現代で、車以外の娯楽なんてくさるほどある。

 

まして環境性能、燃費性能...こんなのが若者に刺さるんだろうか。

自動運転、駐車支援、もはや車はいかに優秀な道具なのかを売りにする時代か。

 

そんな時代に逆行して、私は車を持っている。

VOLKSWAGEN GOLF GTI はい、外車です。

 

生きるために必要か?

必要ないです、はっきり言って。

便利か?

この手の車にしては便利ですが、圧倒的に1BOXの方が便利です。

 

なのにこの車にした理由は「好きだから」それだけです。

他の人がジムとか釣りとかキャンプとかに使うお金を使わないから

維持できているだけです。

 

やっぱりお金はかかる。

こんなもん、興味なければただの動く箱でしかない。

 

若者の車離れ、みたいにまるで若者が悪いように言われても心外だろう。

あなたは自分の興味ないことにお金払えるの?と聞きたい。

ただでさえお金の不安しかない時代に。

 

若者の投票率が低いから、みたいに言われても。

興味ないことに時間を割いて、交通費使って、来ないやつらが悪いとか。

投票なんか現地にいかなくても方法はいくらでもあるやろ。

 

不味くて売上の悪い飲食店が「来ない客が悪い!」って言うてるようなもん。

そもそも自分側に非がないのか考えてみましょう。

 

私はキャンプは嫌いです。それなら家でだらだらしておきたい派です。

でもキャンプをしている人をみると「ええなぁ」と思います。

テントたてたり料理したり、思いっきり楽しんでいる姿は見ていて

気持ちいいです。

 

自分が興味あるからといって、興味がない人をたたくのはやめましょう。

かっこ悪いだけです。

自分が正しい気になって、親切心で...とかってゆがんだ正義を振りかざすのは

やめましょう。

きっと99パーセントの人にとっては”いい迷惑”ってやつです。

表と裏

先日、近所のファミレスで食事をした。

注文を終え待っていると、ロボットが食事を運んできた。

 

こんなところにまで自動化の波がやってきているのか。

飲食業といえば、人手不足問題を語るうえで必ず話題にあがる職種である。

 

帰宅後にあのロボットが気になったのでネットで調べてみた。

すると、まるで夢のようなロボットとの様々なメリットが書き並べられている中で

実際に働いている方であろう書き込みが目にとまった。

 

ロボットを導入したことにより、余計に手間が増えた。

それでいて、上層部からは「ロボットにより効率化できたのだから」と

言われてさらに人を減らされ地獄。

との書き込みが。

 

やっぱりか、そう思った。

表と裏ではまったく違う実情がうかがえた。

というのも私が働く業種にも自動化の波が押し寄せており、

数年前に何十億という資金を投入し、ある設備を導入した。

 

結果は散々たるものだった。

はっきりいって、業務が分かっていればそのロボットの仕様を見ただけで

ツッコミどころ満載の内容だったが、役員の鶴の一声で導入が決まった。

 

鼻息の荒い役員とは対照的に冷める現場。

こういう時、中間管理職はつらい。

「こんなのに金使うぐらいなら茶の一杯でも出ませんかね?」

うん、もっともだね。でもね、これが会社員ってやつよ。

このストレス込みで給料出てんのよ。残念ながら。

 

一年ほど経った頃、実績などあらゆるデータをまとめた報告書を作成し、

提出した時の上司の顔が忘れられない。

 

そんなはずはない!そう言っていたが残念ながらしっかりと

数字に出てしまっているのでどうにもできない。

 

しばらくの間は「正しく運用できない現場のレベルが低い」とか

「こういう風にやれば結果は出るんだ!」とか言っていたが

一か月もする頃にはその上司も目から光が消えていた。

そして数人の役員が知らぬ間にいなくなっていた。

 

これが世界有数の外資系企業で行われてるってんだから余計笑える。

 

2030年には全体で約644万人もの人手が不足する、との予測もある日本。

早くこれが過去の笑い話しになることを望む。

名言格言

夢をバカにする人間から離れなさい。

器の小さい人間ほどケチをつけたがる。

 

という訳で、イルカのお兄さんになりたいという夢をバカにしたあいつとは

すこし距離を置くことにしました。

 

 

人生における最大の危険はリスクを犯さないことにある。

 

という訳で、1人で会社のエレベーターに乗っている時は扉スレスレに立ち、

目的階に誰かいたらお互いすごくびっくりしてしまうのではないか?

というリスクを犯すことにしました。

 

 

悲しみを忘れ去るのに、ドイツ人は酒を飲む、フランス人は歌う、

スペイン人は泣く、イタリア人は眠る。

 

という訳で、同僚たちの前で野茂のマネ(トルネード投法)をしました。

同僚からは「めちゃくちゃ似てる」と絶賛でした。私は日本人です。

 

 

虹を見たければちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ

 

という訳で、雨の日にあえてレインウェアを着ずに近所をバイクで走りました。

そのあと虹は出ませんでした。

 

 

どんなトラブルが起きても微動だにしない。

そんなレベルに達するまで人生の修行は続きます。

 

という訳で、お偉いさんがやってくる大事な日に寝坊しても2度寝した上に

落ち着いてコーヒーを飲んでから出社し、なんなら少しふてくされてやりました。

人生の修行が終わる日も近いかもしれません。

 

 

名言格言

いいですね

白か黒か

ブラック企業ホワイト企業、どちらで働きたいですか?

と聞けば、ホワイト企業と答える人が大半だろう。

 

しかし最近はホワイトすぎて辞めるという人がいるという。

”ゆるい仕事の中ではスキルが身につかない”

 

1つの企業に人生を捧げ、がむしゃらに頑張っていれば報われる。

そう教えられて(洗脳させて)きた世代としては新鮮な意見だ。

今の人たちは本当に賢い。

 

これは、情報が簡単に手に入り”気づく人は気づく”世の中になったのだろう。

終身雇用の崩壊はいまや当たり前で、自分で稼げるスキルが欲しいとの意見だろう。

 

就職氷河期世代と言われ、新卒でブラック企業に。

そこから4度の転職を経験し、今はホワイト企業に勤める自分から言わせると

”それでもホワイト企業で働きなさい!”と言いたい。

 

ゆるい環境では成長できない

確かにそうだ、それは間違っていない。

しかし働く以外にもスキルを手にする方法はある。

 

例えば、資格を取りたいとか勉強したいなどと思った時にブラック企業にいると

そもそも勉強する時間すら無い。

たまの休みには1日中寝て回復しなければならない。

 

ところが、ホワイト企業に勤めていれば平日ですら帰宅後に何かをする時間がある。

下手をすれば会社帰りにスクールへ、なども可能となってくる。

それこそ会社においての成長を望むなら、その業界について勉強をするのもいい。

 

圧倒的に考える時間が増える。

 

安定をもとめて会社員を選んだのに

収入源を会社からの給料に1点張りするのって怖くないか?

 

今の会社はあくまで収入源の1つ

そう考えて空いた時間を好きなことに使う方が、

この先食いっぱぐれる可能性が低いんじゃないか?

 

ブラック企業じゃできないよ、そんなこと

ブラック企業じゃ無理だよ、そんなこと考える余裕ない

 

白か黒でいうなら

絶対に白だ